2008 12/16 Report |
展覧会は終了しました。 |
2008 12/16(火) 16:00〜18:00 〈内覧会〉のレポート 会場:国立新美術館 企画展示室2E |
未来を担う美術家たち―<文化庁芸術家在外研修の成果>
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研修終了後は、各自の研修を生かした積極的な活動を行っています。 |
田中 信太郎(彫刻) 1940 東京都立川市に生まれる。1969 第6回パリ青年美術家ビエンナーレ(フランス)。1972 第36回ヴェネツィア・ビエンナーレ(イタリア)。1975
第13回ミデルハイム彫刻ビエンナーレ展(アントワープ)。1977 第7回中原悌二郎賞優秀賞。2001 第10回インド・トリエンナーレ(ニューデリー)。2007
国立新美術館開館記念展「20世紀美術探検」(国立新美術館/東京)。他多数参加
《Basilica、あるいは無域のマリア 部分》 2002年 インスタレーション 1976年度/派遣国 アメリカ・フランス ・1950年代末、美術の熱い時代に作家デビューして以来、長きにわたり活発に活動を継続してきた。1960年代半ばからは作風を変え、シンプルな造形によって緊張感みなぎる空間を構成する彫刻作品を発表している。 |
2008 12/16 〈内覧会・田中 信太郎コーナーのReport〉 |
石井 勢津子(ホログラフィー) 1946 東京に生まれる、1970 東京工業大学理学部応用物理学科卒業。1974 創形美術学校造形科卒業。1974-75 パリ国立美術学校留学。1979
第15回サンパウロ・ビエンナーレ(ブラジル)。1992 セビリア万国博’92日本政府館(セビリヤ/スペイン)。2000 個展「Light・Time・Space」(California
Institute of Art/USA)。2007 個展「Percorsi di Luce nel Tempo-野外インスタレーション」(古代ローマ遺跡ヴィラ・デ・クインティリ/イタリア)。他多数参加
《飛翔》 2000-03年 ホログラフィー・アート 1981年度/派遣国 アメリカ・フランス ・ホログラム(3次元画像を記録する写真の技術)を用いたホログラフィー・アートのパイオニアにして第一人者。国内外で幅広く活躍し、ホログラムを用いた環境インスタレーションでも知られる。 |
2008 12/16 <内覧会・石井 勢津子コーナーのReport> |
山本 富章(絵画) 1949 愛知県蒲郡市に生まれる。1975 愛知県立芸術大学大学院美術研究科修了。1989 第19回現代日本美術展「現代絵画の展望・祝福された絵画」(東京都美術館、他5館巡回)、Against
Nature(サンフランシスコ近代美術館、他アメリカ国内6館巡回)。1996 「天と地の間に」(名古屋市美術館、タマヨ美術館/メキシコ)。2008
個展(アキライケダギャラリー/田浦、ベルリン)。他多数参加
《Deita 6 ベルリンヴァージョン》 2000年 インスタレーション 1987年度/派遣国 アメリカ ・色彩の飛沫が強烈な対比をみせる、パネルやレリーフによる作品を1970年代から発表し、現代美術における絵画の担い手として国内外で高く評価されてきた。近年は展示空間をとりこんだ大規模なインスタレーションへとその作風を変貌させている。 |
2008 12/16 〈内覧会・山本 富章コーナーのReport〉 |
ヒグマ 春夫(映像) 1990 文化庁芸術家在外研修員(ニューヨーク)。1997 「水鏡」公演(アルゼンチン)。2000 「垣根を越えて」(Experimental
Intermedia/ニューヨーク)。2002 第5回岡本太郎記念芸術大賞展優秀賞受賞。釜山ビエンナーレ 2002(釜山市立美術館)。「HOT
HEAD WORKS 2002](青山スパイラルホール)。2008 「落花水・思索」公演(リール他3大学/フランス、川崎市市民ミュージアム/神奈川)。ART
KAWASAKI’07’08(アウマンの家、周辺広場)。他多数参加
《DIFFERENCE 2008》 2008年 ビデオ・インスタレーション 1990年度/派遣国 フランス ・早くから映像の作品を発表してきたが、それにとどまらず。映像を取り込んだインスタレーションや、それに自らの身体を介在させるパフォーマンス、また他の表現者との競演など様々な要素を取り込み、環境的な表現の場を形成している。 |
2008 12/16 <内覧会・ヒグマ 春夫コーナーのReport> |
小林 浩(絵画) 1967 福島県郡山市に生まれる。1991 東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻卒業。1995 ニューヨーク市立大学ブルックリン校美術学部修士課程修了。2003
VOCA展2003(上野の森美術館/東京)。「Revolving door : ISCP<->Asia」(Chambers Fine
Art/ニューヨーク)。「JAPAN : RISING」(Palm Beach ICA/フロリダ)。「破壊しに」(ガレリア・キマイラ/東京)。2006
個展(Project N/東京オペラシティアートギャラリー)。文化庁国内研修員(東京藝術大学美学部彫刻科)。個展(ギャラリーARTSIDE/ソウル)。2008
個展(ギャラリーARTSIDE Beijine/北京)。他多数参加
《定言命法》 2008年 絵画 2002年度/派遣国 アメリカ・インド・カナダ ・どこまでも白く抽象的な空間に、紫がかかった淡いブルーで描かれた、動物のぬいぐるみが浮遊する光景を描く。光に包まれた一瞬を切り取ったような作風は、一度みたら忘れることができないほど印象的。 |
2008 12/16 〈内覧会・小林 浩コーナーのReport〉 |
駒形 克哉(絵画) 1959 東京都に生まれる。1985 多摩美術大学芸術学科卒業。伊政府給費留学生としてミラノ・ブレラ美術学院絵画科ルチァーノ・ファブロ教室留学(’90卒業)。1991 「SIMULTANEITA日本現代美術-断面展」(ローマ市美術館)。1994 「個展」(ガレリア・ボルドーネ/ミラノ)。1998
「個展」(タカイシギャラリー/ロサンゼルス)。2008 「HYPNEROTOMACHIA」(なびす画廊/東京)。他多数参加
《EXIENS CUM PEGMA SURCULIS GRAMATICA AQUAM (TEMPLO FORTUNAE DAT RHETORICAE)》 2008年 切紙細工 2005年度/派遣国 イタリア ・切絵の作品で知られ、その独創的な発想や作品世界は他に例を見ない。近年は黒地に金の紙を用いた「黄金の切紙細工」を展開する。その硬質なイメージと緻密な技法が生み出す作品の小宇宙は、独自の存在感を帯びている。 |
2008 12/16 〈内覧会・駒形 克哉コーナーのReport〉 |
お問合せ:ハローダイヤル 03-5777-8600
展覧会公式サイト:http://www.nact.jp/ 主催:文化庁 共催:国立新美術館、読売新聞社 |
参考資料:Press Release、「DOMANI・明日展2008」カタログ他。 |
※写真撮影は全て、主催者の許可を得て行っております。 |
ご意見ご感想は yashio@mui.biglobe.ne.jp |
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